断熱化
今日は断熱回収について紹介します。
(1)内窓設置
この部屋には、ベランダ側の窓(リビングとベッドルームの窓)と、外廊下に面した窓(玄関の左右の洋室の窓)がありますが、すべての窓に内窓を取り付けました。LIXILのインプラス単板ガラスを選びました。
単盤ガラスにしたのは、リフォーム業者のSEさんもLIXILの担当者も、「東京では単盤で十分」、「二重ガラスにすると開け閉めが重くなる」というアドバイスがあり、それで決めました。(実際、LIXILのショウルームで二重ガラスを開け閉めしたところ、少し重く感じた。)
ベランダ側の窓は、冬場、ぽたぽた垂れるような結露があったのですが、リフォーム後はそういう結露はくなりました。
ベランダ側の窓
外廊下側の窓
(2)遮熱ブラインド
ベランダ側の窓は、南西向きで日当たりが強いので、遮熱ブラインドを付けました。立川ブラインドのパーフェクトシルキーを選びました。パーフェクトシルキーは、遮熱のものも、遮熱ではないものも、値段(定価)が同じでした。(選べる色が少し少なかったですが、元もろベーシックな色にするつもりだったのでOK)
なお、外廊下側のなどは、日当たりがほとんどないので、遮熱ではないブラインドを付けました。ニチベイのセレーノ耐水タイプを選びました。
ベランダ側と外廊下側でブラインドを変えたのは、ベランダ側は「もともとの窓」、「内窓」、「ブラインド」の順ですが、外廊下側は「もともとの窓」 、「ブラインド」、「内窓」の順にしたからです。
外廊下側は、もともとの窓に結露したときのことを考えて、耐水タイプにしました。
ブラインドを外窓と内窓の間に置くとブラインドにほこりが付きにくいですが、部屋側にブラインドがないと、夜、ガラスに自分たちの姿が映ってしまいます。
(3)玄関ホール
デザイナーが指摘した課題にもあったヒートショックの危険を回避するため、玄関ホールを設けました。
このマンションは外廊下方式であり、リフォーム前は、外廊下と室内とが玄関ドア一枚で仕切られていたため、室内(廊下部分)は外廊下と温度・湿度に大きく影響されていて、またその廊下との間にドアがないサニタリルームも廊下と同じ温度になっていました。
玄関ホールを設けることで、外廊下→玄関ドア→玄関(土間+ホール)→内ドア→室内 となり、室内の温度・湿度はエアコンでコントロールできるようになりました。
(4)床上げ
床の段差をなくすため、床を少し上げましたが、これも断熱化に一役買っているようです。
リフォーム前は、リビングダイニングや洋室の床は、コンクリートの上に遮音材フローリングの直貼りでした。(このマンション新築時はウォール2ウォールのカーペットだったようだが、前のオーナーさんがフローリングにリフォームしていた。)
【断熱化の効果】
・電気代が安くなった:以前に比べて、平均して5%ぐらいは安い。
・冬場、エアコン以外に暖房器具を使わなくなった。:以前は、サニタリルームで赤外線ヒーターを、リビングでホットカーペットを使っていたが、不要に。